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アメリカ補綴学会ボード認定専門医

大阪審美インプラントセンター副院長の須田剛義です。

今回は、アメリカ補綴学会ボード認定専門医についてです。

私は、2008年にこの資格を日本で初めて取得しました。
このボード試験というのは、専門医になっている歯科医のみ受けることのできる最終関門です。
これ以上の資格は存在せず、最高位の資格になっています。
そのため、資格所得後にアメリカ補綴学会から認定された資格は、International Fellow(国際役員)となっています。

試験の概要としては、一次試験が、解剖や病因論や咬合論などからなる筆記試験から始まります。
その一次試験を合格した者のみ、実際に自分が治療したケースを用いた二次から四次試験に進むことができます。そのため、試験が全て終わるのに大体一年ぐらいかかることになります。

二次試験から四次試験は、口頭試問になっており、被せものや審美、インプラント、咬合などの質問から始まり、最終的には、より複雑なケースにおける対応などが聞かれます。

名門であるタフツ大学にて鍛えられ、日本では初めて試験を通過することになりました。
少しでもこの技術を日本に還元できればと思っています。

須田歯科

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